幼少期のヒーローとしては異例とも言える存在がJennifer LoweをAlbemarleに導く

2025年4月7日

これは、必要不可欠な資源を日常生活に必要な材料に変えることで世界をリードしているAlbemarleの専門家を特集したシリーズの一部です。

将来はロックスターやアスリート、はたまた映画スターになりたいと考える子どもたちもいます。しかし、Jennifer Loweは違いました。

Loweの祖母は化学者、叔母は化学エンジニア、父親はコンピュータープログラマー、母親は微生物学者でした。

「私の子供時代のヒーローはキュリー婦人でした」とLoweは、史上初めてノーベル賞を2度も受賞した人物に言及します。「私が今関心を持っているのは、材料特性とポリマーです」。

ロウはインディアナ州のローズ・ハルマン工科大学で化学工学を学び、ミネソタ大学で材料化学の博士号を取得しました。彼女は現在、ルイジアナ州バトンルージュにあるAlbemarleのプロセス開発センター（PDC）で働いており、電子機器、車両、建設資材などの製品に難燃剤を使用できるよう顧客を支援するチームを率いています。

「学術の世界では、実に素晴らしいアイデアがあっても、それが実際に使われるまでには長い時間がかかることがあります」とLowe。「今では、産業界が科学と工学を活用して、何か本当に素晴らしいアイデアを実際に製品として店頭に並べるまでの過程を理解しています」。

Loweは、業界リーダーである企業でポリマーの研究に励むため、アプリケーションおよび顧客テクニカル・サービス・ディレクターとしてAlbemarleに入社しました。Loweのチームは現在、SAYTEX ALERO^TMを含む臭素系難燃剤（BFR）の開発に貢献しています。これは、電線やケーブル、電子機器、成形部品、建築用パネルなど、さまざまな用途に使用できるリサイクル可能な難燃剤で、火災の発生を防ぎ、発生した場合には熱の放出速度を遅くするのに役立ちます。

「この難燃剤は、以前の世代のポリマー難燃剤よりも用途が広く、当社は取引先と協力してさらなる革新に取り組んでいます」とLoweは説明します。「今だけでなく、未来の世代のためにも、価値のあることをしていると感じています」。