当社のアプローチ
当社のサプライチェーン担当最高責任者はアルベマールの組織全体にわたる部門横断的な監督および動員能力を有しており、これをもってサプライチェーンのエンドツーエンドの最適化とトレーサビリティを実現します。サプライチェーン担当最高責任者の責務には、混乱の予測、緩和、管理も含まれます。その一例として、短期的な成果物の納品に対応してサプライチェーンの回復力を高めるための、例外に基づくプロセスの改善が挙げられます。これには部門横断的なチームの動員が必要となります。持続可能なサプライチェーンへの取り組みについてのより詳細な説明は、当社の「責任ある調達ポリシー」でご覧になれます。
サプライチェーン・センター・オブ・エクセレンス
サプライチェーン・センター・オブ・エクセレンスは、サプライヤーとの関係を強化し、リスクを管理するのに役立ちます。当社のポリシーフレームワーク「One Procurement」は、調達から支払いまでのプロセスに機能、倫理、コンプライアンスの要件を組み込んでいます。One Procurement は、重要な機能と能力を集中化し、標準化することで、統一された調達行動を促進します。
当社では、サプライヤーが社会的、法的、倫理的に責任を持ち、公正さと尊厳をもってその従業員を扱うことを確実にするための取り組みを行っています。商品やサービスの調達には、行動規範および責任ある調達ポリシーが適用されます。
サプライチェーンの可視性は、鉱業における環境および社会的に責任ある慣行の促進を目的とする「責任ある鉱業保証のためのイニシアチブ (IRMA)」に基づく私たちの義務の重要な側面でもあります。当社は、人権、健康と安全、環境、汚職、詐欺、または独占禁止法慣行に関連するリスクが高いと思われるビジネスパートナー候補に対して、適切な形でデューデリジェンスを実施しています。
ビジネス パートナー行動規範
ビジネス パートナーの存在は、当社の成功に不可欠です。パートナーの支援があるからこそ、当社は公約を実現できます。これにあたり、パートナー各社が当社のコアバリューに沿ったやり方で行動することが重要となります。そのために、「ビジネス パートナー行動規範」を通じて期待される内容を明確にし、意識を高めています。
最後に、コアバリューの一環として、懸念されるアルベマール関連のあらゆる問題について従業員やその他のステークホルダーが安心して提起できる文化の構築を当社は目指しています。(https://edit.albemarle.com/sites/default/files/2024-10/albemarle-business-partner-code-of-conduct-usen-2024-10-9_0.pdf) 問題提起を通じて、アルベマールは危害を防ぎ、リスクを管理し、問題に迅速に対処することができます。アルベマールには、独立企業が運営する24時間年中無休のインテグリティ・ヘルプラインが設けられており、電話、オンライン、またはテキストメッセージ (米国) を通じ、複数の言語で相談することができます。詳細は、www.IntegrityHelpline.Albemarle.comでご確認ください。
「ビジネス パートナー行動規範」をご覧ください。
原材料の調達
Albemarle社内での原材料の調達は、紛争鉱物規制に精通した調達チームによって管理されています。当社のSAPシステム内のすべてのベンダーは、米国税関・国境警備局の強制労働リストを含む、複数の禁止対象者リストと照合されており、関連するサプライヤーには責任ある鉱業イニシアチブ(RMI)の紛争鉱物報告テンプレートを定期的に記入することを求めています。
製品の安全性
アルベマールのグローバル プロダクト スチュワードシップ (GPS) チームは、製品が本来の目的で使用される際の安全性を保証する責任を担います。GPSチームは、当社が製品を販売する多くの地域で法的に義務付けられている安全データシート (SDS) を作成します。安全データシート (SDS) には、あらゆる試験結果の要約、製品情報の概要、および製品の安全な取り扱いと廃棄に関する情報が記載されています。
アルベマールは、法律で許可されている限り、動物実験を避けるために、可能な限りコンピューターモデリングを使用して製品のテストを行っています。
当社の動物実験ポリシーについての詳細はこちらをご覧ください。